偶数理論(3マス空きを狙う)
次の盤面を見ていただきましょう。

図1 最後の2マス空き
これがもし黒番であればどうなるでしょうか?
あるいは白番である場合、どうなるでしょうか?
実際に数えてみて下さい。
黒から打つ場合
黒b1→白a1となります。
実際に数えてみるしかないのですが、結果は30−34で白勝ちとなります。
一方、白から打った場合
白はa1、b1の2箇所ありますが、a1の方が多いです。
この場合白a1黒b1となり、34−30で黒の勝ちとなります。
今回は一例を紹介しましたが、
2マス空きになった時は、後に打った方が石がたくさん残ることが多いです。
後に打つということは、盤面を最後自分の番で埋めてしまう、
つまり自分の石を増やして埋めるということになります。
これを手どまりと言います。
これを偶数理論という言うんですが、
偶数空きには相手から打ってもらう方が良いという意味です。
では、一つ例題
白番です。どこに打てば良いでしょうか?
下の「>>」で進めると答えが出ます。
盤面を見ると、左上は2マス空き、右下は3マス空きの状態です。
このような場合、3マス空きに打った方が良い場合が多いです。
3マス空きに自分が打てば、左上2マス空き、左上2マス空きの状態で相手の番になります。
次に相手が右下の2マス空きに打った場合、自分は右下の1マス空きに打ってしまえばいいですし、
相手が左上に打ったのであれば、左上の残った1マス空きに打てばいいのです。
ちなみにこの場合
白h8が正解で、その後黒g7→白g8→黒b1→白a1となって、25−39で白の勝ちになります。
白初手a1だと黒b1→白h8→黒g7→白g8となって、34−30で黒の勝ちとなります。
白初手b1だと黒a1→白h8→黒g7→白g8となって、35−29で黒の勝ちになります。
偶数空きには相手から打ってもらうという考え方が偶数理論。
今回は2マス空きは相手から打たせる、3マス空きには先に打つということを説明しましたが、
4マス空きは相手から打ってもらい、5マス空きには自分から打つ、と言うことも同じことです。
要は偶数空きは相手から、奇数空きは自分から打つ
これさえ覚えておけばすぐに慣れるでしょう。
終盤って特に初心者ほど難しく考えがちですが、
このように3マス空きに打つだけの簡単なお仕事の場合も結構あります。(笑)
盤面が単純で白持ちなら、普通に奇数空きに打つだけで勝てることもよくあります。
偶数理論は主に白の終盤技です。
なぜなら、オセロは黒から先に、全部で60手打つので、
途中パスがない限り60手目は白が打つことになります。
では黒にはこのような技はないのか?
と言うことですが、あります。
次で説明します。(奇数理論または逆偶数理論と言います)
- 壁は作るな!そして作らせよ&破らせる
- 終盤って意外に簡単??
- 偶数理論(3マス空きを狙う)
- 奇数理論(白が打てない奇数空きを保留)
- 潜る(=埋める)
- 手どまりは打つコト!
- 隅を取られても、手止まりは打とう
- カウンティング・マジック
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