引っ張り
先着、消去、悪化に続きまして、
今度は引っ張り。
σ(・・)の第一印象だが、中割りと対をなす手筋っぽい雰囲気がある。
中割りは、既に周囲1マスに石が埋まっている部分を掘り進むような感覚で打ちますが、
引っ張りは、逆に自分の石が密集する場所を目掛けて固めるような感じに打ちます。
ここでは、引っ張りについて紹介します。
白番です。また見覚えのある形ですね。w

図1 白番
盤面を見ると、上半分が黒、下半分が白で密集したような形になっているかと思います。
ここで引っ張りという打ち方は、
白は敢えて下半分に打ちます。よって下側は白壁を大きくします。
対する黒も下の白壁を潰すのではなく、上の黒壁側で固めます。
これは、知ってる人も多いのですがローズ定石。
引っ張りメインの進行で有名なやつです。
引っ張りが有効打になるのは、
その手を打つことにより、相手はこちらの壁を潰す以外に術がない時に効果的。
ではもう一問例題。
黒番です。
こんな局面。引っ張りの手は何処か?
下の「>>」を押すと解答が出ます。
この局面を見ると、d7やb5で中割りすることもできるけど、
それぞれ白が2箇所づつ打てるようになってしまうので、黒やや損します。
a3に打てば、白は上側にしか打てなくなり、やがて詰みます。
中割りをすべきか、引っ張りをすべきか迷った時は…
これも練習していくうちに見えるようになるのですが…
中割りは常に狙ってください。
引っ張りについては、自分の着手によって壁をやや大きくしてしまうけど、
次(または近い先に)の相手がその壁を潰す以外にロクな手がなさそうな場合に効果的です。
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